CrunchPad is dead…
Techcrunch は、よくも悪くもテクノロジー動向ウォッチにはもってこいのブログです。ワタクシはほぼ毎日読んでおります。
ファウンダーの Michael Arrington は、歯に衣着せぬ物言いでブログを書くし、世界各国の明日の億万長者を夢見る起業家から、「一言アドバイスを」とコンタクトを試みられるようですが、中には恨みを持つ輩も居るらしく、ヨーロッパでのカンファレンス参加時にアタックを受けかけたりと、なかなか一筋縄ではいかないキャラクターの方です。
つい最近では、Arrington の詐欺まがいの誘導が蔓延するソーシャルゲームに関しての記事で、Virtual Goods Summit カンファレンスでOfferpal Media の当時CEO Anu Shukla へ倫理的な部分をどう考えているのかと質問を投げかけ、準備のできていなかった彼女は、言ってはいけない暴言を吐いてしまい、その何日か後にCEO解任に追い込まれるという事件に及ぶ、ということもありました。Offerpal は、ソーシャルネットワークでの広告のパーソナライズを得意とするのですが、このサービスを通した詐欺広告にユーザーが引っかかってもしらぬ存ぜぬ、を通してしまったようです。
そんなエキサイティングな記事が書かれてしまうのでつい読んでしまいます。
Techcrunch がCrunchPadというウェブタブレットデバイスを開発し始め、適当なところでどんなものに仕上がってきているかという記事があったので、面白そうなもの作ってるなぁ、と思っておりました。

crunchpad
それだけに、昨日の記事は、大変残念でした。
Techcrunch は、シリコンバレーのフロンティア精神を貫こうとしているように思えます。最近になってやっとオフィスをPalo Altoに構えたぐらいで、それ以前は、Arrington氏の自宅がオフィスだったとか。そんな場所から CrunchPad の開発が始まり、それをようやく11月20日のCruhnch-up カンファレンスで発表できる!ぐらいまで行っていたのにその3日前、開発パートナーから、「この開発の件に関して、TechCrunchは一切関係ない」と通告されるという、なんとも悲劇的な終幕。
Techcrunch側から発信される情報しかわからないので、なぜパートナーと投資家の間でこんな結論を出すに至ったのかは今のところ不明です。
知的所有権をめぐっての訴訟は必至でしょう。今後も目を話せませんが、シリコンバレー的なアイデアが、こんな形でデッドプール入りしてしまうのが非常に残念です。